胃のバリウム検査か内視鏡検査(胃カメラ)か迷われているなら
内視鏡検査をお勧めします
内視鏡検査の専門的経験が豊富な医師が担当します。
内視鏡は先端にCCDカメラが内蔵されており、胃の粘膜の凸凹・形状・色まで確認でき、バリウム検査に比べて得られる情報が多く、様々な病気を早期に発見し、必要ならその場で病変から組織を採取して診断をつけます(通常、1週間で結果がわかります)。
径の細い内視鏡を使って口から検査することも可能です。なお、鼻の中に狭い部分があると、鼻からの内視鏡検査は困難なことがあります。
内視鏡検査は放射線を使わないので、被爆の心配がありません。
通常、バリウム検査を内視鏡検査に変更するためには追加料金が必要ですが、当院の健診では同一料金で実施しております。バリウム検査は1960年代からスタートし、検査方法は基本的に変わっていません。
バリウム検査は手軽で楽だと思われていますが、造影剤はかなり飲みにくく、検査後はしばらく腹部不快や便通異常が続くなど、それなりに大変な検査です。しかも異常が発見された場合、結局、2次精査で内視鏡検査を受けることになります。
バリウム検査か内視鏡検査か迷っておられるなら、内視鏡検査をお勧めします。