第2回 おおくま健康教室 報告

10月18日(土)午後、2回目の「おおくま健康教室」を開催しました。
今回も和気あいあいとした健康教室になりました。

① 塩分・カロリー調整のコツと、食べ比べクイズ

入院患者さんは様々な持病のある方も多く、当院には多数の管理栄養士・調理師が在籍して、正確に調整された病院食を、おいしく食べていただけるよう努力しています。最初に栄養部長から、色々な食材の塩分量やカロリーの対比、だしや香味野菜など調整食のコツの「伝授」がありました。

その後、見た目そっくりな5種類の減塩調理品と通常調理品、低カロリー品と通常品を食べ比べ、どちらが調整食か当てるクイズをしました。双方食べると味が違うのはわかっても、どちらを選ぶかは好みの問題らしく、正解・不正解は拮抗しました。カロリーや塩分が調整された食事は「美味しくなさそう」なイメージがありますが、当院の病院食はそんなことはないことが実体験でき、クイズが正解でも不正解でも楽しんでいただけたようです。

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当日提供したのは

高野豆腐、キンピラ、
酢の物、南瓜のキントン、牛乳寒天

② 講演「成人病、ここだけの話」

今中副院長から、成人病(生活習慣病)の中でも主に高血圧について、例えば160mmHg程度の「高い」血圧が、巷で信じられているほど大きなリスクかどうか、血圧を下げ過ぎるデメリット、薬のやめ時・減らし時、血圧を下げる薬(降圧薬)のお値段など、テレビなどではあまり聞くことがないであろう話をいたしました。

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食べ比べクイズも含め、あっという間の1時間でした。今後も定期的に「おおくま健康教室」を開催しますので、御期待ください。皆様のまたのお越しをお待ちしております。