医療法人朗源会 大隈病院は、新病院(おおくま病院)として、令和6年11月1日に阪神尼崎に移転し開院しました。外来診療・入院受け入れなどの診療業務は、令和6年11月5日(火)より開始します。
新病院への移行に伴い、外来診療体制が変更になっていますので、各曜日の診療担当医をご確認ください。
新病院開業後の杭瀬地区での医療提供は、診療所「おおくまクリニック」として旧病院(大隈病院)近隣にて今年10月より診療機能を継続しています
当院は、私の祖父である大隈義朗が、1951年(昭和26年)杭瀬に大隈外科医院を開業し、その後息子の大隈義彦(現会長)が継承し、以後増改築を繰り返して現在に至っています。親子3代・73年という永きにわたり、この杭瀬の地で異形を営んでこれましたのは、ひとえに、地域の皆さま、および医療介護・福祉関係者の皆さま、また近隣病院や救急隊の皆さま、日々の業務を支えてくださった関係各位の皆さまなど、多くの方々のご支援のお陰と深く感謝申し上げます。
近年、病院の老朽化が目立ち、今の病院では、安心・安全な医療サービスの提供が困難な状況となってまいりました。そこで、これからも切れ目のない医療サービス提供を継続するため、新病院の建設・移転を考え、敵地を探しておりましたところ、幸いにもここ「旧おおくま老健」の跡地を譲り受けることができました。ここなら杭瀬からも1.6kmと近く、国道2号線沿いで阪神尼崎駅からも徒歩8分程度と交通の便も良いことから、より多くの地域の皆さまに医療サービスをご提供できるものと確信しております。
超高齢化社会の到来により、病院が果たすべき役割はこれまで以上に大きくなっており、より一層地域の皆さまの暮らしと健康を支えていくことが期待されています。おおくま病院では、医師・職員ともどもこの課せられた責務の重大さを認識し、尼崎南部地域の皆さまに、安心・安全な医療と介護を切れ目なく提供し、地域に愛される病院を目指して全力を尽くしてまいります。
何卒従前に増してのご支援・ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
医療法人郎源会 おおくま病院
理事長 大隈 健英